◆東武朝日　2022年6月24日（第1010号）、7月8日（第1011号）紙面より

夏休みに向けて「塾」を活用しよう！

夏に結果を出す！　本気の学習塾・英語塾・プログラミング教室

日常の成績向上や受験勉強対策に、塾に通おうと思っている皆さん。数ある中から、今回紹介する塾は地元で評判の高い学校ばかりです。学力アップを目指して、あなたに合った学校選びの一助にしてください。



東武朝日デジタル版では、6月・7月の２回の特集をまとめて紹介いたします。

学習塾選びのヒント

《集団指導塾》
規模の小さい塾は、かつて大手塾や教師、家庭教師などで指導実績がある人が独立したケースが多いので、講師の質が高いようです。特に長年続いている塾は、評判が良く結果を出している証拠です。大手集団指導塾は、受験に関する最新の情報量は多いのが強みです。

《個別指導塾》
個別指導塾の場合、特に小規模の個別指導塾は、指導者は塾長（経営者）本人であるケースが多いので、大手塾以上に責任指導が期待できます。実績がそのまま経営につながるためです。大手塾の場合は、講師を少人数で独占するので、割高の費用になるケースが多いようです。

子どもたちの可能性を広げるプログラミングを実践
［小学生］

４月に開校。独自のカリキュラムで創造力・論理的思考力・問題解決力・コミュニケーション力・プレゼンテーション力を養うことが出来る。コースはScratchプログラミングとロボットプログラミングの２コース。ScratchプログラミングはScratch（PC）を使って、キャラクターを動かし、プログラミングを学習しながら、座標・英語も習得。ロボットプログラミングはScratchJr.（ipad）を使って、ロボットを動かしプログラミングの基礎を学習。同校が力を入れているのが、発信する力（プレゼンテーション力）。同校の吉岡剛充さんは「作った作品を周りの皆に発表する機会を大切にしています。社会に出るとプレゼン力が求められます。子どもの頃から自分自身の考えをアピールできるように練習をしていると社会に出てから大きな差が出てきます」。教員免許を持ったスタッフや社会人経験スタッフがきめ細やかに指導してくれることも嬉しい。

最適な勉強方法の実践と必要勉強量の可視化で学習効果向上！
［中学生・高校生］

塾長の後藤さんは長年の指導経験の中で、【１】勉強量の圧倒的不足（集中力が続かない・家では勉強しない）と【２】勉強の仕方がわからない（学習計画が立てられない・理解してもテストでできない）という問題を抱える生徒が多いことに着目した。そこで新たに導入する指導法が「学習習慣形成コース」。個別指導×正しい勉強法実践×小テストで一人ひとりに最適な指導体制で勉強を実践することで、計画に沿って、正しい学習方法を実践し、完全に理解しながら絶対量をこなすことが可能となる。東大、筑波大、慶應大、東京理科大学などをはじめ難関大学在籍生や、教員経験者、教員志望のホスピタリティ溢れる約20名の講師たちが丁寧に完全１対１で指導。春日部高校、開智高校、不動岡高校、越谷北高校、春日部女子高校他近隣の中・高校生の指導実績も豊富。従来の個別指導の「授業」の価値を変える気鋭の個別指導塾だ。

自発性を育てるコーチングで学力向上へと導く！
［小学生・中学生・高校生］

他塾と一線を画する指導法で実績をあげるナカジュク。その秘訣は講師陣の教育コーチング力にある。希望の学校に合格することだけでなく、その先の人生を見据えた人間力を鍛える指導法で、社会に出てからも十分なスキル備えた人材を育てている。一方的な講義形式の授業ではなく、生徒が能動的に考え、学習する教育（アクティブラーニング）を実践する指導が特長だ。「生徒の力量を見極め、つまずいてもかまわないから教えずに考えさせる。生徒自身がアクティブな頭になることが大切です。勉強が苦手な子ほど、耳を閉ざすケースが多いので、この意識を変えない限り成績は伸びません」と語るのは代表を務める仲野十和田氏。生徒のやる気スイッチを入れることが出来るかが学力向上のカギになる。そこで、講師陣は一人ひとりの話をしっかり聴くところからはじめて、最も力を発揮できる方法を他教室の講師と情報共有しながら考え、自己分析から具体的な勉強計画まで綿密に話し合って授業を進めていく。これが成績を上げる原動力なのである。

ナカジュク（越谷教室・かわやなぎ教室・きよみ野教室・美南教室）

幼少期から英語力と国際感覚が身に付く本格スクール
【英語】［幼児・小学生］

ビーンズ・インターナショナルには、プリスクール（認可外保育施設）と英語スクールが併設され、プリ／キンダーコース（２歳～６歳児）は５時間～５時間半、英語スクール（幼稚園児～小学生）のアフターコースは２時間（サタデーコースは４～５時間）という長時間レッスンが特徴。外国人講師がメインで担当し、生活や授業のすべてを英語だけで行っている。プリスクールコースでは来年度の入園願書を８月下旬から配布開始。アフターコース・サタデーコースも２学期生を募集中。「様子を知りたい」「うちの子にあうか不安」と思われている方には７月下旬に実施するサマーレッスンの受講がおすすめ。サマーレッスンは５時間×４日間の集中特訓だが、初級からのコースも用意し、半日から受講可能など、「お試し」にはうってつけ。詳しい案内はHPにてご確認を。

ビーンズ・インターナショナル・プリスクール東大宮校・越谷校

集団と個別を融合した授業が結果にコミット
［小学3年生～中学3年生］

今年４月に越谷市花田に開校した「妥協しない徹底指導」を理念に掲げる学習塾。教室長の竹口隼人さんは、塾講師の経験を活かして学習効果の上がる最善の指導方法を模索した結果、切磋琢磨して刺激し合える集団授業と個別指導を１回の授業で組み合わせるスタイルを実践する。他者と競い合って実力を伸ばす手法は受験勉強には必須で、個別では養えない機会になる。これに加えて、個別の弱点をしっかりと補強してくれる指導だ。月１回の定着度確認テストや塾独自で作成した個別分析シートによって得意と苦手を可視化する管理システムにより学力の進捗が一目でわかるので、目標設定が立てやすくなる。中学・高校の教員免許を所有する竹口さんは、大学時代からの現役教員との交友関係も広く、最新の学校教育事情に明るいことは心強い。受験でウエイトが高まる内申指導のノウハウも豊富だ。また、小学部は生活の一部として勉強の習慣をつけることを主眼に置いた指導に徹する。そのため、思い切った料金設定が嬉しい。

講師は全てプロ講師。学習は教室で完結させる！
［小学生～高校生・浪人生］

今年７月、吉川駅から徒歩約10分の場所に新開校した個別指導塾の漸進会。代表の栗田基彦さんは難関大学受験専門塾の講師や家庭教師を10年程務めてきたこの道のプロ。小学生から大学受験生まで、最新の情報をもとに幅広く指導してきた経験が強みだ。そして、塾内で勉強を完結できるような指導を実践する姿勢も好感が持てる。一般的な個別指導塾の１コマは90分程度だが、漸進会では120分が基本となる。「90分の授業では十分な演習時間を確保できず、その分は家庭学習で補うことになります。しかし、実際にはほとんどの生徒はクオリティの高い家庭学習をすることができません。私たちは塾で学習を完結させるために授業時間を長めに設定し、授業内で学習内容を定着させる指導を行います」と栗田さん。成功体験が少なくやる気を失っている子どもたちが相手でも、小さなことから成功体験を積んでもらい勉強の楽しさを知ってもらうことで、勉強習慣をつけさせることが出来るという。生徒の状況に合わせて個別に指導計画を立ててくれるので、部活との両立も可能なのが嬉しい。

レッスンは楽しく。入塾後県内トップの偏差値77超へと成長した生徒も！
［幼児～社会人］

ECCジュニア蒲生旭町・松伏西教室の中野玲子さんは「幼児には遊びを通したレッスンの中で、どれだけたくさんの英語を聞かせることができるかに、最大限の努力と工夫を重ねています。英語の授業が小学校から本格的に始まり、今から英語を学ぶ楽しさと必要性を感じていただきたいと思います」と話す。もちろん、幼児期からスタートしなければいけないということではない。中野さんの教室に小学５年生の時に入塾したある児童は、最初、両親に連れられて嫌々体験レッスンを受講したという。はじめのうちは泣きながら受けていたレッスンも、入塾して２年後には埼玉県内でも一二を争う学力まで成長。中学の英語の偏差値も77を超えるほどの得意科目になったという。英検２級は軽々と取得し、高校受験が終われば英検１級の取得が視野に入る。同教室の英語上達の秘訣は、楽しく学ぶことだ。

ECC蒲生旭町・松伏西教室