2024年3月23日発行（第1052号）

三郷市立瑞穂中学校でギリシャ語講座

ギリシャ共和国とホストタウン交流を継続している三郷市は、今回、ホストタウン交流事業の一環として、「三郷市立瑞穂中学校（内山留美子校長）」で、ギリシャ研究の第一人者である共立女子大学木戸雅子名誉教授によるギリシャ語講座を３回実施した。

２月14日、16日の第１・２回目の授業ではクラスごとにギリシャ語の語源やギリシャ文化を学び、生徒一人ひとりが葉っぱ型のカードに好きな言葉をギリシャ語で書く「ギリシャ語の木」の制作を実施。

２月27日の第３回目の授業ではギリシャ人留学生クロエ・パレさんを迎え、学年全体で作品を通じた発表を行った。生徒たちが作成した「ギリシャ語の木」には「ありがとう」、「笑顔」、「友情」など様々な言葉が書かれ、当日は生徒たちが言葉に込めた思いを発表したり、クロエさんがカードに書かれた言葉を読み上げたりと充実した交流が行われた。

参加した生徒からは、「ギリシャ語にふれることで日本とギリシャの関わりや、他国との交流に興味が湧いた」、「言葉を学ぶことで国が違う人でも思いを伝えあうことができることに、とても楽しさや喜びを感じた」と話していた。また同日は、市内全小中学校でギリシャ給食が実施されるとともに、瑞穂中学校では昼の放送を木戸教授とクロエさんが担当するなど、生徒たちにとってギリシャを存分に味わう一日となった。