2024年3月22日発行（第1052号）

三郷市立瑞木小学校で国際交流授業

三郷市はギリシャ共和国と、平成26年の「みさとシティハーフマラソン」におけるスポーツ交流をきっかけに交流を続け、平成28年６月には東京2020オリンピック・パラリンピックを契機とする、ギリシャ共和国のホストタウンに登録され、以降スポーツ・文化・産業・教育など幅広い分野で、ホストタウン交流を継続している。

令和５年11月には、交流10周年を迎えた「みさとシティハーフマラソン」と、ギリシャ共和国で開催されている「アテネハーフマラソン」が「友好マラソン」となる協定を締結した。

今回、ホストタウン交流事業の一環として、「三郷市立瑞木小学校（宮﨑正子校長）」で、ギリシャ研究の第一人者である共立女子大学・木戸雅子名誉教授および東京藝術大学大学院生のギリシャ人留学生クロエ・パレさんを招き、児童が日本文化を紹介し、ともに体験を行う「国際交流授業」を実施した。

当日は、６年生児童による読み聞かせや、習字、折り紙、伝承遊び（お手玉、けん玉、コマ、羽根つき等）の文化体験を実施し、始終和やかな雰囲気で交流が行われた。

クロエさんは児童たちのおもてなしに感動し、「子どもたちの日常生活の中に入り、触れ合えるのはとても楽しい体験だった」と語っていた。また、同日には市内全小・中学校にギリシャ給食が提供されたことから、児童・生徒が異文化への相互理解を深めギリシャの文化を味わう一日となった。